ヒプノセラピーとは欧米で注目を集めている心理療法のひとつです。
近年、学術的な研究も盛んに行われていますが、日本ではまだあまり普及していないのが現状です。
そこでヒプノセラピーとは何か?という基本的なことから美腸サロンANPの特徴まで幅広く解説していきます。
ヒプノセラピーとは
ヒプノセラピー(Hypnotherapy)とは、潜在意識で自分の内面と向き合い、心や体に良い影響を及ぼす手法です。
私たちの意識には大きく分けると、意識(顕在意識)と無意識(潜在意識)のふたつの領域があり、日常生活の大部分は意識(顕在意識)が優位な状態で過ごしています。
一方で、何かに集中した時やリラックスした時は意識(顕在意識)の活動が低下して、無意識(潜在意識)が優位になると言われています。
Googleが取り組んでいることで話題になった「マインドフルネス」や、コーチングで利用されている「神経言語プログラミング(Neuro-Linguistic Programming: LNP)」も、無意識(潜在意識)にアプローチして心と体に変化をもたらす手法のひとつです。
通常、私たちの体の機能の多くは無意識(潜在意識)でコントロールされていて、意識しなくても体がうまく機能するように調和が保たれています。
しかし、何かのきっかけでこの調和が乱れると、原因不明の動悸やパニック発作、さらに痛みなどの不快な症状が現れることがあります。
これらの不快な症状も無意識(潜在意識)がコントロールしているため、通常の意識状態では制御することができません。
ヒプノセラピーでは無意識(潜在意識)にアプローチすることで、心と体の機能を肯定的な方向へ誘導し、不調をコントロールできるようにしていきます。
ヒプノセラピーの効果
過去のトラウマやストレス、あるいは常に頭に浮かぶネガティブなイメージなどが原因となって、心や体に何らかの不調が現れるということは比較的よく起こる現象です。
ここで重要なのはその時に体の中で何が起こっているのかということです。
動悸や発作、痛み(頭痛、腹痛など)として体に症状が出るということは、脳から何らかの命令が発生して、神経伝導、神経伝達を通じて症状の出ている部位とネットワークが形成されていることを意味します。
これらのプロセスは無意識(潜在意識)下で行われているため、通常の意識状態下では自分でコントロールすることはできません。
しかし、重要な事実として脳から命令が発せられているから症状が発生している。ということが言えます。
この意識(顕在意識)と無意識(潜在意識)の基本的な性質をもとに、無意識(潜在意識)にアクセスできるヒプノセラピーを利用して不調につながる神経ネットワークをコントロールすることで心と体を良い状態へと導いていきます。
ヒプノセラピーが向いている人
対人関係の悩みがある、自己肯定感を高めたいなど、無意識(潜在意識)をうまく活用して前向きな人生を歩みたいといという依頼はヒプノセラピーで最も多く実績のある分野です。
また、ヒプノセラピーはパニック障害や強迫性障害、過敏性腸症候群といった心の状態が大きく影響するような症状に対して研究が進んでいます。
特に過敏性腸症候群に対しては近年、海外を中心に論文報告が増えてきておりヒプノセラピーによる効果が期待できる分野です。
さらに、最近ではヒプノセラピーを利用した不感症に対するアプローチも積極的に研究されており、不調の改善にとどまらず、より充実した人生を送るための手段としても活用されています。
ヒプノセラピーが適応できる領域は非常に多岐にわたります。
気になることやご不明な点があれば、お気軽にお問い合わせください。
美腸サロン ANPの特徴
ヒプノセラピーは科学的にもその原理が解明されつつある分野です。
しかし同じ「ヒプノセラピー」といっても実施方法や考え方はセラピストによって大きく異なります。
私自身が生命科学分野の臨床と研究に長年携わってきたこともあり、美腸サロンANPでは科学的な根拠をとても大切にしています。
当サロンでは腸もみにヒプノセラピーを取り入れることで、体を制御している無意識(潜在意識)に対しても働きかけ、腸もみの効果を高めることが期待できます。
ご予約・お問い合わせ
セラピーのお問い合わせを頂いた際には、事前によくお話を伺いながら進めていきます。
しっかりとお話を伺い、一方的ではなく双方向でコミュニケーションを取ることがより良いセラピーにつながると考えています。
ご予約は以下の予約フォームよりお願いします。
美腸サロンANPでは良質なセラピーを提供するため、完全予約制となっております。
ヒプノセラピーは日本ではまだまだマイナーな手法であり、疑問や不明な点も多いかと思います。
ヒプノセラピーや腸もみについてよくわからないので教えてほしいというお問い合わせも大歓迎です。
ご不明点はお気軽にご連絡ください。